15日目 遠刈田公園にて終了

4時半起床。
天気予報によれば、しばらく天候は崩れるらしかった。
トイレなど諸々の案件を済ませて、積み込み終了間際から雨が降り出した。
バイクのソロキャン一名は早々と出発したが、もう一名は起き出す気配がない。
テントの傍らまで行って「おーい、雨が降ってきたぞー」と声を掛けると、中から「あー、はい。大丈夫です」という返事だった。
まだ寝たいから放っといてくれという意味に解釈した。
バイクはオフ車で、USB端子が剥き出しになっているのだが。
合掌造りのオヤジも起き出しては来ないので出発した。
ナビの案内に従い道の駅天童温泉に到着した。
雨も上がっていたし、時間に余裕があるので天童駅までぶらぶら歩いてみた。
途中にあった不思議な家。

17071601.jpg

17071602.jpg

佐藤千夜子なる人物がどういう人か知らないし、この記念館も閉鎖されて久しいようだ。
それより背後にある荒れた建物は紛れもなく飛騨の合掌造りだった。
薄汚れた案内板に移築したと書いてあった。
もっと見たくて脇道に入った。

17071603.jpg

17071604.jpg

酷い有様だった。
しかし、この家屋との出会いは、はたして偶然だったのだろうか。
天童付近で雨が上がらなければ。
道の駅で案内所のおばちゃんに天童駅までの近道を尋ねなければ。
合掌造りのオヤジよ。
君が若かりし頃遭遇した集落の家屋の一軒は、これだったかもしれないぜ。
この家屋にしたって、異国の地の街中でみすぼらしく荒れ果てた姿をさらすなら、郷里の地で人知れず朽ち果てていくことを望んだに違いない。
マイナーなブログで何の役にも立たないが、小さなふれあいから生じた不思議な邂逅を、せめてここに報告だけはしておく。
私以外に、心を痛めてくれる人がいることを願って。

天童駅と駅前通り

17071701.jpg

17071702.jpg

区画整理事業でもあったのか、歴史を感じさせる古い建物は見当たらなかった。
温泉街を歩いていると、雨が落ちてきた。
傘を持ってこなかったので急いで道の駅まで戻った。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

sichirin

Author:sichirin
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR