カブツー 孤立民家 上野原 その1

どっか面白そうな所はないか。
航空写真で興味を惹きそうな場所を探す。
カブで行けそうなところは無さそうだと諦めていたのだが、上野原市の棡原(ゆずりはら)に一ヶ所見つけた。

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なんとも凄まじい孤立っぷりだ。
周辺には良好物件が、もう2ヶ所ほど。
孤立民家の近くが1ヶ所と、

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集落の外れに1ヶ所。

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近在に合計3ヶ所とは豪華なメニューだ。
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天気予報では、この日は晴れでポカポカ陽気になるらしい。
週が変われば寒気団が来るというし。
カブツーも今年はこれが最後になるやも知れず。
早朝6時半に、ほぼ冬装備で出発した。
今回は印刷した航空写真を拡大を替えて4枚用意し、カーナビも加えて丹念に探索するつもりだ。
いつものように牧場峠を越えて県道35号線で20号に出て、小菅方面へ。
道が崩落して通行止めだった35号線は工事が終了していた。

棡原の集落に着いたら、航空写真とカーナビで確認しながら集落内の細い道を山側へと辿って行く。
谷沿いの細い舗装路を登っていくと民家があった。
幸運にも庭で草刈をしていたお婆ちゃんと遭遇。
たまに手入れにきているのだそうな。
さっそく航空写真を見てもらって情報を貰う。
お婆ちゃんはなにやら感心したように見ていたが、ここがそうだと言う。
この屋根が牛舎の屋根だからここが家だと言った。
早くも一件めの物件に到達したようだ。
超孤立家屋についてはお婆ちゃんはよく知っていた。
子供が6人いて家の前を通って通学していたそうな。
ここから歩いて10分ほどだと言う。
だがその道は、

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途中まで行ってみたが、先でどんどん細くなるし、猪はしょっちゅう出ると言うし。
いつもの携帯ラジオは電池の点検をして、そのままリアボックスに戻すのを忘れていたし。
それに一度火事で焼けていて、今の家は再建して小さくなったらしいし。
また今度ということもあるし、ここは断念するしかないか。
お婆ちゃんは話し相手が出現したことで冗舌になるのであった。
亡くなった御亭主のことや、まあ色々。
そのほとんどはブログに書いてネットに載せるわけにはいかない。
かといって私が誰かに話すわけでもない。
私の中に一期一会の記憶として残るだけである。
一部を紹介すると、この家のご先祖は昔はもっと山の中に住んでいて、過去2回引越しをして、だんだん里に降りてきたと言う。
いまでも随分な山の中なのだが。
この山の奥には屋敷の跡の石垣が残っているらしい。
と、お婆ちゃんが指差した方向。

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山中奥深くにひっそりと残る屋敷跡の石垣。
発見した人は驚くだろうな。

屋敷内の朽ちゆく蔵。

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かつては牛を10頭ばかり飼育していたという牛舎。

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お婆ちゃんは元気に体が動くうちは、こうして手入れに通ってくるのだろうけど、家族11人が賑やかに暮らしていたというこの屋敷も、やがて蔵と同じように朽ちていくのだろう。
お婆ちゃんに別れを告げて、次の優良物件に向かった。
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