見下ろす道路の向こうには

小さな集落がある。
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松風の響を聞くために、ここに庵を建てた?
なんとも風流の極み。
松籟(しょうらい)=松の梢を吹く風。
こんな言葉もあるくらいですから。
ザーッという、遠い海鳴りのような音。
あれですね。
古いお屋敷の庭に松が植えられているのも、これが理由だったのか。
はあー、私なんか風流なんて死語の世界だなあ。
心に余裕がないとね。
ま、いいか。

道路まで下りてきたら、お約束の廃屋を見てみますか。
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まだ、すべてが空き家というわけではないようです。
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キャンプの食材を買った雑貨屋はどこだったかと、記憶をたどってみましたが。
それらしき雑貨屋は一軒あるけれども、どうも違うような。
両側に家屋の並んだ、細い通りだったような記憶があれど、それらしき所は見当たらず。
20年以上前のことですから、まあしょうがないか。
何処かと記憶が混同しているのかも。

この日は寒さに震えながら、ただ行って帰るだけでたいした収穫もなしかと思っていたら、意外な奇観に出会えて、ラッキーでした。

走行距離215キロ。
ガソリン3.41リットル。
燃費63キロ。

ガス欠になるまで走ったとして280キロくらいはいけるか。
300キロは無理かなあ。
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落ち葉や枯れ枝に覆われた歩道を

上り詰めた所に、立派な休憩所が設けられていた。
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扉と窓を閉め切って、雨風をしのぐことができるようになっている。
ついでに言っとくと、すぐ傍らには山からの湧き水がパイプの先から流れ落ちている。
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ここからは空が開けて、整備された林道が出現した。
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思いがけない展開だ。
電線が延びていないところをみると、この先に人家や集落のある可能性は低い。
それでも行ける所まで行ってみたい。
カブ魂がムクムクと頭をもたげてくるが、いかんせんこの日は寒かった。
冬ジャケを着てきていれば。
人の言うことは素直に聞いておくものですね。

順路に従って下っていく。
下り側斜面の特徴として、角ばった岩が多くなる。
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垂直に立ったこの岩は人工、あるいは天然?
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中程にある神社。
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折り重なるように累々たる巨石。
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圧倒されつつ、興味は尽きない。

帰宅してから、この石庭について

検索してみたが、学術的な記事は見当たらなかった。

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昭和初期まで土に埋もれていたことと、寺もしばらくは無住だったことくらい。
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この一角にこれだけの巨石が集中している謎は分からずじまい。
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中腹にある摩利支天堂。
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無人の廃集落に独り立ち入ったときと同様の、ここはまさに異空間の気配に満ちている。
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この寺の開祖が、候補地を探し求めて険しい山道を越え、初めてこの巨石群に接したとき、どんな感慨を抱いたのか。
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時が経つのを忘れるほどの異空間がここにはある。

昨日の寒さから一転、

今日の日中は半袖シャツ一枚でも外出できるくらい暖かだった。
この時期寒暖の差はしょうがないか。
さて、栖雲寺。
なかなか歴史のある寺のようだ。
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このビスの頭みたいな突き出たボッチ、呼称は知らないが、
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鋳型に流し込んだのなら、かなりの技術だと思うし、後から付けたとしたらどういう手法なのだろうか?
不思議。

いよいよ禅僧が修行したと言われる石庭に行く。
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入り口近くの岩にあった盃状穴。
日本各地のドルメンと推察される岩に良くある、人工と思われる使途不明の加工穴だ。
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直立した岩の側面にあるので、酒を注いだとか油を溜めて火を灯したとかの憶測は成り立たない。
もう一ヶ所。
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この岩の上部。
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何でしょうね、これ?

まさに累々たる巨石。
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こりゃ巨石マニア(そんなのがいるかどうか知らないが)には堪らんだろうな。
順路の標識に沿って巨石の森に分け入る。

誰かさんのブログで冬ジャケで

ちょうど良いとあったのに、薄手のジャケットを着て出て、寒さに震えた。
山は紅葉が始まっていた。
寒くなった。
相模川を渡って、宮ヶ瀬方面に向かうと、我慢できなくなってリアボックスに常備してあるウインドブレーカーを取り出して着込んだ。
秋山道から塩山を目指した。
昔、まだ未舗装路だったころ何度か来たことがある。
オフロードバイク仲間とキャンプした場所はペンションの近くだった。
道が広くなっていた。
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進入禁止が旧道のようだ。
橋が無くなっているが、こんなに狭い道だったか。
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対岸の、かつては道だったところが今はペンションの敷地になったようで、建物が立っていた。
キャンプした空き地は今もあった。
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懐かしい。
かつての仲間は、まだバイクに乗り続けているだろうか?

陽が傾いて冷え込むと辛いので戻ることにした。
途中、ふと見ると、
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どうやったら、あんなに綺麗に岩が割れるのか?
その先の民家へと続く短い坂の上にもまだあった。
よそ様の家の庭先にカブを乗り入れ仔細に眺めた。
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番犬が、職務をまっとうすべく私にむかって吠える。
いや、ヤバイな申し訳ないなと思いつつも、あつかましくうろつくと、林の奥にもまだまだ巨石が窺える。
隣の敷地でお婆ちゃんが一人、なにやら作業をしていたので、これ幸いと上に登る道はないのかと聞いてみると、そこのお寺さんから行けますよーと、にこにこしながら教えてくれた。
礼を言ってカブで引き返した。
天目山栖雲寺。
トイレのある駐車場にカブを停め、カメラ片手に歩道の坂を上がった。



雲行きが怪しくなってきた中、早池峰神社に

到着した。
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こう言っては大変不謹慎なことかもしれないが、広い神域にも関わらず何だか寂れた印象を受けた。

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土産物屋や茶店があればいいと言っているわけでは決してないが、参拝客が来ないから何もないのか、何もないから人が来ないのか。

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静かに参拝できればそれでいいではないかと言われそうだが。
社務所に美人の巫女さんが二人いた岩木山神社と比べると。
神域の保全にはそれなりの費用が掛かるだろうし、まさか荒廃の一途ということにはならないだろうか。

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茅葺き屋根の見事な曲線も、その維持には、きょう日かなりの金額が必要だが。

敷地内に隣り合わせた廃校。
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以前は神域にまで子供の声で溢れていたのだろうけど。
黄昏た気分になっていたら、ぽつぽつと雨が降ってきた。
急いでサンバ君まで戻った。

雨が強くなる前に積み込みを完了させ、さて、どうするか。
まだ日は高いので太平洋側に向かうことにした。

東北14日目。早朝からカブで

遠野めぐりを始めた。
道の駅から市民運動公園駐車場に移動し、そこでカブを降ろす。
道の駅では人目が多くて、物珍しげにじろじろ見られるのも嫌だしね。

いかにも遠野って感じですなあ。
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でんでろ野。
姥捨て山ですね。
狭い道もカブだとここまで入って来れます。
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口減らしのためにここに捨てられた老人たちも、動けるうちはここから野に下りて畑仕事など手伝ったりしていたそうな。
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そういえば昔、田園都市線のある駅近くのバイク屋に用事があって訪ねたとき、雑談で丘陵地帯の新興住宅街がかつては姥捨て山だったとかいう話を聞いたことがあったなあ。
そこへ引っ越してきた人たちがどうなったかは、知る由もないが。
今は良い時代になったものです。

水車小屋。
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こんせい様。
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これがそうかと思ったら、ご本尊は御堂の中にあったらしい。
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せっかくたどり着きながら、見逃してしまった。

夫婦岩でしょうかね。
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現役営業中の商家。
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この角を右折して早池峰神社に向かう。

あちこち遠野を見て廻って

そろそろこの日のネグラを決めなくてはいけなくなった。
道の駅でも良かったのだが、町の灯が恋しくて市街へと入ってみた。
駅傍の市営駐車場にクルマを停めて、歩いて散策した。
遠野駅前。
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この日は土曜日だったが、街中に人がほとんどいない。
片側2車線の国道沿いには見慣れた全国チェーンの店舗がずらりと勢揃いしていて、通行量もそれなりに多いのだが、それに比べて中心街のこの寂れようはどうしたことか。

人影のない駅近くの飲み屋街。
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興味を引く建物もなさそうなので、酒屋で地酒を一本買って、道の駅に戻ることにした。

遠野の夕暮れ。
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数日前になりますが、山中湖近くの

石割神社に行ってきました。
いきなり403段の石段がお出迎えです。
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以前一度バイクで来たときは、石段の途中で息切れがして引き返しました。
あのときは冬装備だったこともありますが。

途中で一部、尾根道がありました。
両側はすとんと落ちています。
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平坦な所はこの部分だけで、あとはすべて上り坂が続きます。

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御神木の桂の巨木。
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桂川の名前の由来だそうです。


途中何度か休憩しながら、ようやく到着しました。
御神体の巨石です。
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この日は曇りで気温も低く、半袖シャツではだんだん冷えてきました。

ここから上がって、
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裏に廻り
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この狭い隙間をくぐり
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これを3度回ると願い事が叶うそうですが。

巨石の土台部分が、コンクリで固めてあります。
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倒れないように補強されたのでしょうが、これ、どうやったんでしょうか。
岩を浮かせて?
それとも岩は下まで埋まっていて、周りをコンクリで固めた?
何故か無性に気になってしょうがない。

私の場合、とくにこれといって願い事もないので一回で済ませて、デジカメで撮影した後は、最後に自分のスマホでワンショットと撮影しようとしたら、シャッターがなかなか切れません。
やっとカシャッと切れたと思ったら、何とそのままフリーズして画像が張り付いてしまいました。
ピントを合わせる四角い枠も残ったままです。
こんな事初めてなのでちょっと焦りましたね。
壊れたかと思った。
同行したカミさんが「ちゃんと3回廻らないからよ」などと、自分が3周してきたものだから勝ち誇ったようにからかうので、まあ信じた訳ではありませんが、あと二回廻ってきました。
その後、電源をオフして再起動させると、何事もなかったかのように正常に戻りました。
ただ、張り付いていた画像はメモリーに保存されていませんでしたが。
さすが評判のパワースポット。
話題を提供してくれます。
撮影したあとは、さっさと降りてきました。



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