12日目。昨夜は久し振りに

居酒屋で飲んで、畳の上で眠った。
旅先で、こんなのどうですかとメニューにない料理を小鉢なんかで次々に出してくれる個人店主の居酒屋に当たると、こんなに嬉しいことはない。
分かっちゃいるがついつい、で、この日の朝は二日酔いだった。
角館の居酒屋『華はな』さん、お世話になりました。

この日は国道105号線で阿仁マタギの里へ向かった。
天候は回復したが、曇り空だ。
道の駅『あに』で周辺情報を得、マタギ資料館を覗いてみることにした。
途中の阿仁マタギ駅。
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駅舎はショボイが、待合所が驚きの山小屋風だった。
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自販機はあるし、トイレもある。
広いテラス席もある。
奥には一般家庭にあるような台所まである。
これで風呂があれば、住める、暮らせる。
もちろん、鍵など掛かってはいない。
出入り自由である。
掃除も行き届いている。
これは単なる休憩所なのか?
当初は軽食でも提供するつもりで開業したのだろうか。
道の駅以外でこれ程立派で清潔なフリースペースには、お目にかかったことがない。
頭が混乱してきた。

外に出て、今晩はここに泊ろうかと改めて建物を眺めていたら、運良く客車がやってきた。
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降りる客はなく去って行った。
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さて、今夜はどうするかだが、これは罠であるに違いない。
夜になったら管理人がやってきて、戸締りのため追い出されるのだろう。
きっとそうに違いない。
なお、徒歩、自転車、バイクの旅人は広いテラスにこっそりテントを張って、早朝旅立つ分には何の問題もなかろうと思われる。
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11日目。この日も天候は

グズついていた。
思案の末、南下して田沢湖を目指した。
小雨の田沢湖をクルマでグルッと一周し、檻の中でひたすら眠りこける秋田犬を見物したら、さてやることもない。
泊まるところは後で考えるとして、角館に向かった。
駅前近くの無料駐車場にクルマを停め、傘を差しての角館観光になった。
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雨の角館もなかなか乙なもの?
いやいや、ズボンは濡れるし、靴の中まで水が入るし、けっこう歩くし。
内部を見学できる武家屋敷で、一番のお勧めは青柳家だろう。
一見の価値充分にあり。

茅葺き屋根を伝い落ちる雨水を見るのは初めてのような。
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この日は田沢湖の秋田犬がいた観光駐車場に戻って車泊しようかとも考えていたが、雨の中歩き疲れて、もはやそんな元気はなく、駅前まで戻って、目に付いた旅館に逃げ込んだ。
朝食付きで7500円。
この日は私で貸し切り。
ほんの少し歩けばビジネスホテルがあったのだが。
案内された2階の部屋の窓からは駅前広場が見渡せて、いかにも駅前旅館といった風情があり、建物自体は何の味わいもないが、ここで正解だったかもしれない。
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急にクルマが増えたから何事かと思ったら、列車が到着したらしく、駅舎から高校生の男女が溢れ出てきて、次々とクルマに乗り込んで去っていった。
きょう日の親は大変だな。

10日目。天気予報では

午後3時頃までは持ちそうな予想だったが、曇り空を見上げると、どうも怪しい。
カブは諦め、サンバ君で出掛けることにした。
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この日の目的地は旧戸来村。
今は新郷村だったか。
大石神ピラミッド。
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方位石や鏡岩があるとされる山である。
山歩きを覚悟していたのだが、行ってみると意外と低い。
舗装された山道をクルマで登ってきているのは充分承知だが、それにしても拍子抜けするほどあっけなく見て回った。
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太陽石
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星座石。
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鏡石。
今は倒れているらしい。
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私一人だったのが、急に賑やかになったので何事かと思ったら、青森テレビが取材に来ていた。
次はキリストの墓。
小雨が振り出した。
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身代わりになって磔になったという弟イスキリの墓。
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その真偽はさておき、遠い昔に伝承を受け継ぐような何事かあったことは確かだろう。

近所の風変わりな民家。
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この後、伝説の鷲の湯という温泉につかり、早めにキャンプ場に戻った。
この夜は本降りの雨になった。
管理人は夕方5時になったら帰宅する。
今夜も私一人だ。
こんな夜は『夜の闇に溶け込みたい仕様』が大いに役に立つ。
炊事棟で晩飯を済ませた後は、全ての窓を塞いだ車の中に引きこもり、泥酔して寝るだけである。

9日目。当初の目標だった

『とりあえず大間』は達成した。
ここまでの走行距離1150キロ。
さて、これからどうするか。
ろくに下調べもせず、計画性がまったくないので、いきおい地図と向き合い、スマホで検索する時間ばかりが増える。
結局、ちょっと遠いが一路十和田湖を目指すことにした。
太平洋側に出て、どこかで一泊することも考えたが、十和田湖を選択したのは、多少里心がついていたのかもしれない。
トラックが連なる4号線から102号線へと入り、奥入瀬渓流を通過した。
清冽な水が滔々と流れ、遊歩道を平日にも関わらずかなりの人が歩いていた。
運転しながら横目で眺めるだけにとどめ、この日は十和田湖の生出キャンプ場に泊ることにした。
私一人。
貸し切りだ。
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木立に囲まれ、一本道路を挟んで、向こう側の十和田湖の湖面は木々に遮られて望めない。
さっそくカブ君を降ろし、十和田湖を一周してみた。
十和田神社。
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後で知ったが、ここはパワースポットで有名らしかった。
裏山にも見所があったのだが。

湖岸の水辺近くをグルッと一周できるのかと思ったら、途中から山道へ入り、けっこうな勾配の上り坂が待ち構えていた。
展望台から。
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こんな樹海があるとは知らなんだ。
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富士の樹海とどっちが広いのだろうか。
まさか、ここも何とかの名所ってことはないよな。

次は、ここ。
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予想外に広くて、とても歩いて全部は見て回れない。
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私に何ヘクタールあるのかと質問してきた爺様。
ポツネンと独り何に思う。
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意外なことに十和田湖周辺にはスーパーもコンビニもない。
キャンプ場の近辺では酒屋兼雑貨屋さんが一軒あるだけだった。
ストーンサークル近くのコンビニで夕飯の弁当と惣菜を買い、峠を越えてキャンプ場まで戻り、前を素通りして酒屋兼雑貨屋で冷えたビールを調達して、ようやくキャンプ場に戻った。
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よっぽど青森駅前でビジネスホテルにでも

一泊して、居酒屋で晩飯食った後、あの飲み屋横丁に潜入してみたいと思ったが、まだ時間も早いし、大散財しそうなのでやめにした。

大間に行くなら途中のここは外せない。
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恐山ですねえ。
感想は?
なんか、大したことなかったなあ。
それより、この青年が気になった。
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ずっと湖面を眺めていて、移動はするけど岸辺から離れようとしない。
広い霊場を順路に沿って見て回る後半あたりで、この青年の存在に気付いたのだが。
団体の観光客を案内している男性ガイドに、あいつ様子がおかしいと注意をうながそうかとも思ったが、こちらの考え過ぎかもしれないしで。
あなたならどうする?

薬研温泉を過ぎて、いよいよ目的地の大間を目指す。
ここ薬研温泉にはバイカー、チャリダー御用達の激安民宿があったんだな。
後で知ったことだが。

恐山では晴れていたが、大間に近付くにつれ天候が崩れて、時おり小雨が降るようになった。
気温も下がる一方だ。
そして大間に到着。
無料のキャンプサイト駐車場にたどり着いた。

ついにここまで来ちまったなあ。

大間の夕暮れ。
雨は止んで曇り空だ。
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大間といえばマグロだが、さてどの店で食べようかとうろついていたら、民宿の食堂入り口に貼り出された紙に、大間のマグロの漁業期間は9月と10月の2ヶ月だけで、それ以外の期間は普通に仕入れたマグロらしき断り書きがあったので、マグロ丼はあっさり止め。
いつでもどこでも安価に食べれるマグロに、大間だからといって2000円近くも出せないでしょう。
近くのスーパーへ買い出しに行くと、刺身バイキング、3点どれでも499円なるセールに遭遇。
その中に本マグロもあるではないか。
今夜の夕飯のメインは刺身3点盛り合わせに決まり。

この日のテン場はバイクのテント二つとチャリダーのテント一つ。

これから一ヶ月北海道を放浪すると言っていた、私より若干年上と思えるオヤジのバイクと装備一式。
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ゴミ箱の使い方がなかなかユニークだ。
濡れたものをこの中に詰め込むのだそうな。
たったこれだけの荷で一ヶ月かよ。
これに比べたら、私なんか恥ずかしいくらいの大荷物なんだが。
しかしこの積み方で、サブフレームが持つかなあ?
とにかく無事を祈る。

8日目。3日間住み慣れた

キャンプ場を後にして、この日は大間を目指した。
途中に寄った青森駅。
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駅前の駐車場にサンバ君を停めて、駅前ロータリーに立って街を眺める。
ビルが立ち並び、これといって特徴はない。
地方都市の駅前は、どこも一緒だなあという印象だ。
立ち食い蕎麦に入って朝食兼昼食を食べ、店のお姉さんに古い街並みは残ってないか聞いてみた。
お姉さんは親切に教えてくれた。
歩いて数分、大きなビルの裏手に回ると、
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ここから一本外れた通りは、その名も『昭和通り』。
実に昭和の香りも香ばしい建物のオンパレード。
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空き家はしょうがないとしても、これ以上空き地が増えないよう、青森市は何か手を打つべきだと私は思う。
パンフレットにして、積極的に紹介するだけでも、違ってくると思うけどなあ。

遮光器土偶が出土した

亀ヶ岡遺跡で案内板の周辺マップを眺めていたら、海岸沿いに最終氷期埋没林と書かれた地点があった。
満タンにして出発したカブの燃料系はEに差し掛かっていたが、興味を引かれたので見ていくことにした。
十三道から一本海側に入って、メロンロードと表示のある広域農道を走る。
所々に設置された埋没林→の案内板に従って、細い道に入っていくと海岸に出た。
今まで見たことのない光景がそこにあった。
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あっちこっちで断層から水が染み出し、雨の日の軒下のようにポタポタと滴り落ちている。
SF映画に出てきそうな異様な雰囲気がある。

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私が見たかった28000年前の木はどこにあるのだろう。
先ほど軽く言葉を交わしたリタイア世代と思しき、男一人女二人の先客グループの女性から「こっちこっち、こっちにありますよー」と呼んでもらって行ってみると、
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あったー。
そこここから顔を出している。

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今から28000年前に埋もれた木である。
縄文杉どころではないのだ。
触ってみると剥がれるようにぼろっと木片が取れる。
持ってみると、水分を含んでいるのに大きさに比べて軽い。
記念に持って帰ろうかとも思ったが、28000年前からここにある木である。
元に戻しておいた。

道の駅『もりた』にあった古民家。
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心配したガソリンはキャンプ地まで持ってくれた。

7日目。早朝から目指すは

龍飛岬。
10リットルの携行缶からカブに燃料を補給して、一枚余計に着込んで正解だった朝冷えの大気の中、十三道をひたすら走る。
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途中コンビニに立ち寄って熱いコーヒーで一息入れた以外は、ただ走る。
龍飛岬はあの先だろうか。
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そして、ついに来ました、龍飛岬。
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近くのホテルの浴衣を着たオヤジが一人、ベンチに腰かけ、津軽海峡冬景色を聞きながら、じっと海を見つめていた。

有名な階段国道。
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途中まで歩いて降りてみたが、まだ先が長そうなので戻った。
あれ、下まで降りてみた人はいるのか。
帰りがきついだろうなあ。
私はカブで港まで。

太宰が泊ったという元旅館。
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帰りは国道280号線で海岸線を走り、県道12号線で十三湖まで戻った。
途中、海沿いの民家。
これと同じような家屋を多く目にした。
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十三湖の街を抜ける際、こんな大鳥居があった。
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十三湖はかつて十三湊(とさみなと)と呼ばれ、海運貿易によって津軽の海の王国と言えるほどの繁栄をみせていたそうだが、興国元年(1340年)の大津波によって壊滅したらしい。
その後は復興することもなく、いつしか伝説だけが残った。
そんな知識があったので、この大鳥居の先にはどんな神社があるのか興味を惹かれた。
海に向かって、人家のない道を2キロほど走ると、その神社はあった。
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残念ながら社殿は新しく再建されていた。
閉ざされたガラスの引き戸に向かって、型どおりに参拝して戻ってくると、来るときに追い越した犬を連れたオヤジが立っていた。
カブのナンバーを見たのだろう、若いときに隣の町に住んでいたと、懐かしそうに話しかけてきた。
これから神様に何事か祈願すると言う。
これは珍しい。
ご一緒させてもらっていいかと聞くと、どうぞ、参拝していってくれと了承してくれた。
犬を柵に繋いで待たせておいて、坂道と続く石段を昇って、オヤジは社殿の引き戸をガラガラと左右に開け放ち、靴を脱いで上がる。
私はお供する格好になった。
オヤジは持参したスーパーの買い物袋からワンカップの酒を2本取り出し、祭壇の両脇に供え、両手を合わせて何事か一心に祈っている。
私がのこのこ着いて来たのは、ひょっとして伝説の十三湊に関わる貴重なお宝が拝めるかもしれないと思ってのことだったが、祭壇はいたってシンプルで、これといって目を引くものは何もなかった。
オヤジに続いて私も参拝させてもらい、二人して石段を下って戻った。
人を見た目で判断すると、時に痛い目に合うのは神社も同じ。
私は、この勝手気ままな東北の旅が、無事に何事もなく終わりそうな気がした。

最寄り駅の金木駅まで

歩いて散策した。
金木駅。
古い駅舎が残っているのかと期待したが。
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駅前から伸びる2本の通り。
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当時の面影は残ってはいないが、太宰が常用した道はどちらだろうか。
駐車場まで戻る途中で古い家屋が一軒。
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太宰一家の疎開の家とある。
入館料500円。
迷う。
入り口はどう見ても土産物屋だし、入ってみてガッカリ金返せじゃ嫌だしなあ。
ま、いいか。
また来れるわけじゃなし、だまされたと思って。

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太宰一家が暮らしていた部屋。
戦火を逃れて、1年3ヶ月をこの家で過ごしたらしい。
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太宰が小説を書いていた部屋。
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奥の座机が置いてある部屋で、太宰は23篇の小説を執筆したという。
太宰といえば、酒に溺れる自堕落な生活のなかで、自虐的な私小説を書いて人気作家になったという印象が私にはあるが、実はここで家族との質素な生活の中で、後の作家人生の基礎となるような小説をせっせと書いていたということか。
作家の丸山健二も『調べてみると、小説を書いている間はまっとうすぎるほどまっとうな生活をしている』といった意味のことをエッセイで書いていたような。

オジサン、オバサングループと案内の男性が去った後、窓の障子を開けて撮影してみた。
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太宰が原稿からふと顔を上げて窓の外に見ていたのは、日常の風景の向こうにある、遠い東京の記憶だったのだろうか。
私は知らなかったが、ここ『疎開の家』は、太宰ファンにとっては聖地ともいえる場所だそうな。
500円ケチって、あやうく見逃すところだった。
見逃すといえば、私は弘前城がてっきりコンクリートで再建された城だと何故か思い込んでいて、見逃してしまった。
まさに痛恨。
東北は広く、他にも見てない所はたくさんあるわけだが。

この日の観光はここまで。
キャンプ地に戻った。

岩木山から弘前市街へと

向かいます。
市街に入る手前で遭遇した廃屋。
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城下町なので、それなりに期待していたのですが。
残念ながら期待通りの古い街並みを見付けることは出来ませんでした。
景観保存地区もあったのですが、当時の区画だけが残っていてもねえ。

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弘前市街に見切りをつけて、一路太宰治の生家『斜陽館』へ。
特別太宰のファンという程ではありませんが、小説は読んでいるので。
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塀が高いのは、農民による打ち壊しを恐れてだとか。
悪どいことして財をなしたようで、太宰はそれを恥じていたらしい。

太宰誕生の部屋。
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太宰ファンから『斜陽の間』と称される太宰がよく遊んでいた部屋。
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見所たくさんだった斜陽館の隣にも豪邸が。
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こちらの豪邸の塀は、普通に低いですが。
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ご近所のしもた屋風の家屋。
何を商っていたのか分かりませんが、太宰が出入りしていたかも。
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6日目。カブ君で観光します。

早く寝て、早く起きるが習慣みたくなっているので、早朝から走り出します。
まずは岩木山神社へ。
目指すは、あのお山の麓まで
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到着したのは7時半くらいだったか。
まだ、誰もいませんね。
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茅の輪くぐりがありました。
8の字を描くように3回くぐるとご利益があるそうです。
もちろん、案内書きどおりにくぐりました。
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本殿脇にある竜神様。
こっちの方が神秘的な感じがします。
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鈴がいっぱい連なっているこれ、何というんでしょうか、これ振ると実に良い音色がします。
一回だけじゃ飽き足らず、2回振ってしまいました。
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参拝を終えて戻ってくると、
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茅の輪を解体してます。
新しく作り変えるのかと思いきや、今年はこれで終わりだそうな。
本来6月30日の祭りの日、一日だけのものだが、まだお客さんが来るからというのでこの日まで残しておいたそうな。
ひょっとして、今年は私が最後?
いやあ、実に有難いことでした。

5日目の宿泊地は

津軽半島の付け根附近に位置する、つがる地球村オートキャンプ場。
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ここは一泊1188円と低料金のうえ、温泉、レストラン併設。
24時間無料温水シャワーとビール自販機。
レストランにはピザもあって、ミックスピザ持ち帰りで850円、シーフードピザ950円。
これがなかなか美味い。
結局、ここで3泊した。
早めに着いた一日目は、溜まった衣類をのんびり手洗い洗濯。
コインランドリーもあったが、微妙に経費節約です。
あとは呑んだくれて終了。
この旅では、道の駅で地酒買っては飲んでました。
その一例。
オールいわて、その名も『風の旅人』。
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移動距離143.2キロ。
総走行距離912.9キロ。

5日目。まだまだ続く海岸線の

道を走っていると、前方にツーリングバイク発見。
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信号待ちで。
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この頃から、ちらほら自転車旅や徒歩旅の旅人を見かけるようになる。
なかにはリヤカーを引っ張って歩いている旅人も。
私には苦行にしか見えなかったが。
温泉が併設された道の駅には、必ずキャンピングカーがいつの間にか現れて泊っている。
軽バンに乗った老夫婦も良く目にする。
二人で寝るにはいささか狭かろうと思うが、工夫されているのだろう。
なかには相当くたびれた軽バンのご夫婦も。
こうなると、ほとんどホームレスに近いのではなかろうか。
勝手な想像だが。
帰宅してからも、いま現在自転車で旅してる連中のブログを覗くのが楽しみになっている。

秘境駅『とどろき駅』。
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日本海がすぐ目の前だ。
待合室にオヤジが一人入ってきた。
どうみても鉄オタなんかじゃなく、地元の人のようだ。
列車が来るのかなと、時刻表を確認すると、あと数分で来るではないか。

この線路を、
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来た来たぁー。
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子供や鉄オタじゃあるまいし、それでも妙にテンションが上がるのは、何故だ?

到着して、
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降りる人もなく、オヤジが一人乗り込み、そして去って行った。
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人間、ひとり旅に出ると涙もろくなるのか。
カブで男鹿半島を一周して戻ってきたとき、無人のキャンプ場の駐車場の片隅に、たった一台ポツンと停まっているサンバ君を目にして、何故かジーンとくるものがあったし、海岸沿いの線路を去っていく列車をこうして見送ったときも、無性に胸にジーンとくるものがあった。
たんなる年齢のせい、かもしれないが。

日本一周ライダー君は、この駅に立ち寄っただろうか。
プロフィール

Author:sichirin
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