カブ君でダート道を走るのは、

あまり楽しい行為とはいえない。
オフロードはやはりオフロードバイクに限る。
だが、移動区間を確実に走り抜けるということであれば、カブ君は頼もしい相棒なのだ。
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林道を走り抜けると、
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矢川の集落に出た。
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ここまで来たからには、この先にある八雲池に行くことにする。
以前一度訪れたことがあるが、特に興味を惹かれることもない人工の貯水池だったので、記事にアップはしなかったが。
T字路に突き当たって、右が八雲池、左に林道らしき道が続いていた。
この時はすでに夕暮れ間近だったので引き返したが、今回はまだたっぷり時間がある。
カブ君が行けるところまで行ってみる。
ダートの道をガタゴト走る。
けっこう距離がある。
やがてコンクリートの簡易舗装に変わった先に、
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ひっそりと無人の集落があった。
後で思ったことだが、よくこんな所に住んでいたなあというのが素直な感想だ。
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膝を抱いてうずくまったまま、この集落はもはや眼覚めることの無い深い眠りについている。
時代の移り変わりに取り残され、役目を終えた集落は人知れず眠り続ける。
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戸川レジャーセンター前まで戻り、

上流に向かって少し走ると、かみななお橋がある。
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渡るとすぐにダートが始まる。
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ガタゴト走って上七尾集落に到着した。
前回はご老人が居たため、立ち入りを遠慮した家屋を見てみる。
この集落では一番大きな家屋のようだ。
屋根が大きく、どっしりとした構えだ。
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トタン板で覆われる前は茅葺きだったに違いない。

屋根続きの離れには、
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トイレというより厠があって、その隣は昔懐かしい薪で焚く風呂がある。
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風呂場をちょっと覗いてみればよかった。
なぜ思い至らなかったのだろう。
もう少し度胸を据えてというか、雰囲気に呑まれることなく観察眼を鍛えるというか、厚かましくなったほうがいいかな。

山側の少し高い位置に、御堂だか廃寺だかの建物が藪の向こうに覗いている。
足場が悪くて近付くのは断念したが。
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別の廃屋の風呂場。
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平清水の集落跡にも良く似たタイル貼りの風呂があったが、同じ職人が手懸けたか、あるいは一種のステータスだったか。

前回は途中で引き返した林道を、今回は行けるところまで行くことにした。
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芦川村も気になるが、今回は

七尾集落方面へ向かうことにした。

戸川レジャーセンター前の下七尾橋を渡る。
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橋から先は未舗装路だ。
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ガタゴト走って下七尾の集落に到着した。
奥へと入ってみる。
トタン板で覆われた屋根の下は茅葺きだったのだろうか。
立派な家屋が残っていた。
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こちらは無残にも半倒壊の家屋。
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もう一軒。
軒が壊れているのは、今年の大雪のせいかもしれない。
トタン板で覆われているが、屋根は茅葺きだったようだ。
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棚に放置された生活用品。
もはや取り出されることはなく、すべては沈黙のなかにある。
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棚の向こうに、勝手口の入り口が開いているように見える。
家屋の内部に入れたかもしれない。

湯呑みってこんなに必要だっけ?
大勢が集まる機会が多かったんだろうな。
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一回来ただけでは、雰囲気に呑まれてしまって、大胆な行動はあまりとれない(私の場合)。
その場では気が付かなくても、帰ってから画像を確認していて新たに何かを発見することもある。
2回3回と再訪してみるのもいいかもしれない。
出来ればの話し。
次は上七尾集落に向かう。
自分の指向がだんだんマニアックな方向に向かいつつあるようで、それが悪いとは思わないが、偏向するのも良くない気がする今日この頃。

目が覚めたら11時を

過ぎていた。
今日は日曜日だが、もう出掛ける気にはならないのでカブ君の整備をすることにした。
といってもオイル交換とチェーンの張り調整くらいだが。
下り坂でアクセルを戻してエンブレが掛かるとパカパカと軽い騒音がする。
この音がするようになるとチェーンが伸びた証拠だと思っているが、この音、納車当時からしていた。
当初は厳しい排ガス規制で、未燃焼ガスをマフラー内で強制的に燃焼させているバックファイヤーのような音かと勝手に思い込んでいたら、意外やチェーンのたるみが原因だった。
初期伸びとかではなくて、出荷当時からたるみ気味だったのだろう。
まあ、いいけど。
カブ君のチェーン調整は微妙だ。
アジャスターのちょっとした締め加減で、すぐに張りすぎになる。
手でホイールをゆっくり回しながら、ボロ布で汚れを拭き取っていると、チェーンがピンと張る箇所がある。
少しホイールを回すとまた緩む。
疑問に思って、さっそくバイク屋に電話した。
二人の子持ちになって、仕事に打ち込むしかない店主は、あー、片減りですよと事無げに言った。
張りの一番強いところで調整してください。あまりひどいと交換になりまーす、だと。

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今までのバイクでは、こんな現象はなかったが。
頼むよ、相棒。

例年にない大雪で

山梨では孤立した集落も多かったようだ。
精進湖村はどうなっただろうか。
ずっと気になっていたが、ようやく再訪することができた。
茅葺きの古民家は無事に建っていた。
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この辺り、1メートル60センチの積雪だったそうだ。
それまでは、せいぜい積もって40センチ程度だったらしいから、今年は余程異常だったのだろう。
通りの裏も丹念に見ていくことにする。
茅葺き民家がもう一軒残っていた。
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こちらは崩壊寸前だ。
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見て回ったところ、大雪の影響はさほど受けていないように伺える。
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古い民家は、外見はボロボロでも、柱や梁は堅牢なのかもしれない。
手前の民家は、かなり傾いてきているようだが。
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改築されたこの家は、一人2000円で宿泊できるそうだ。
村起しの一環らしい。
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ソロで利用できるかどうかまでは聞いていないが、ソロならキャンプの方がいいか。
マスツーリングの主催者の方、どうでしょうか?
富士五湖ツーで一泊するには穴場かも。

さて、芦川村も訪ねてみたいが、七尾集落方面も再訪してみたい。
さあ、この後どうするか?

昨日は早めに切り上げたが今日は

夕方までまだ時間がある。
ちょっと回り道して県道282号線に入ってみた。
途中の神社で神楽の衣装が干してあった。
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残念ながら伝統の神楽は昨日だったようだ。
秋にまたやるから見に来いと言われたが。

Y字路に差し掛かった。
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さて、どっちへ行くべきか。
右は車泊地からさらに離れそうなので、左を選択。
走っていると、トントコトントコなにやら賑やかなお囃子が聞こえてきた。
拡声器を使って男性の声が、独特の調子で何か読み上げているような。
花火も上がっている。
いったい何の騒ぎだろう?

正体はこれだった。
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お囃子はこっち。
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花火はあっち。
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そして優雅に舞い降りてくる、花火に仕込まれた長旗。
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一風変わった祭りをしばらく見物して、最後の最後でちょっと得した気分になって、カブ探索は打ち切り。
299沿いのスーパーでビールと惣菜、移動販売の焼き鳥も買ってトランポまで戻ることにした。
明日から天候は崩れるらしい。
この地で今夜も一泊したら、明日は早々に引き上げることに決定。
おかげさまで収穫の多いカブ行だった。

来た道を戻っても

つまらないので、途中のY字路で『太田部』と書かれた標識に従ってみた。
林道を抜けて、小さな集落に出たところでカブを停め、景色に見惚れながら撮影していると、
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居合わせた年配の男性から、すぐこの下にテレビで有名になったムツばあさんの家があるから行ってみるといいと勧められた。
なんでもNHKのドキュメンタリーで人気が出たそうな。
そう言われてみると、テレビはほとんど見ない私にも、いささか記憶があった。
老後の恩返しに、畑にせっせと花を植えているというお婆ちゃんだったけか。
集落内の細い急坂を下ると、分かりにくいが『ムツさんの家』と書かれた板があった。
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誰もいらっしゃらないようだ。
留守?それとも無人?
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この集落も空き家が多い。
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いつ頃まで使用されていたのだろうか?
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集落を後にし、そろそろ戻るつもりでカブを走らせていると。
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妙な所に出てしまった。
ひょっとして神流湖まで来たしまったか?
吊り橋の向こうの道路はバイクやクルマが途切れることなく行き交っている。
持ってきたカーナビの電源を入れるが、立ち上がりが遅く、GPSの確認に手間取っているようだ。
対岸の橋の近くでバスが停まり、女性が二人降りてきて、こちらへ渡ってくる。
地元の人だろうから聞くことにする。
やってきたのはオバちゃん二人。
ハイキングの格好をしている。
聞いてみると、何処そこから電車とバスを乗り継いできて、これから歩いてムツさんの家まで行くという。
徒歩で1時間掛かるが、帰りのバスの時間も調べてきているので大丈夫らしい。
ムツさんは5年前に亡くなったそうな。
風に吹かれて、剥がれかかった壁板がカタカタ鳴っているだけだったムツさんの家。
それでも、こうしてわざわざ訪れる人がまだいるんだなあ。
生前、ムツさんはこの橋ができて、生活が随分便利になったと言っていたそうだ。
ムツさんも、何度もこの橋を渡ったことだろう。
さて、私はどうするか?
橋を渡って鬼石町に出ると、かなりの遠回りになるので、それも良いかなとチラッと思ったが、やはり来た道を戻ることにした。

神社に至る車道は

この大きな鳥居をくぐって、舗装林道をグングン上っていく。
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途中、城峯山キャンプ場という案内板を何度か目にするが、いったいどこにそんなキャンプ場があるのだろうと思っていたら、なんのことはない神社と同じ山頂にあった。
まだ雪が残る沢も何箇所かあった。

山頂付近で眺める光景。
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随分と高いところまで上がってきたもんだ。
林道を走るのも飽きてきたころ、ようやく神社に辿りついた。
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神社に至る参道。
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並んでいる白い小さな旗が、昨日の祭りの跡のようだ。
今でも篤く信仰されているのが良く分かる。
昨日来ていれば祭りに立ち会えたのだが。
昨日は楠木正成の子孫に出会えたのだから、そんなに欲張っちゃいけません。

神社本殿。
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奥の宮へと続く山道を登っていく青年が一人。
私は歩きに自信がないので止めましたが。

立ち入ってはいけない場所のようです。
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山頂から眺める光景。
夜は、眼下の街の明かりが点々と灯火のように映えるでしょう。
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ところで、このキャンプ場、真夏に涼を求めて来るには、水場などの施設も整っていて良いかもしれませんが、貸し切り状態でのソロキャンは私にはちょっと無理かも。

こんなところでも自販機が設置されているのは、日本だけの、海外では絶対に有り得ない光景でしょう。
しかも一般価格で。
移民受け入れ断固反対。
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さて、また下って行きます。

いつ来てもガラガラどころか、

車泊のクルマは私一台だけというときもあった道の駅両神の第2駐車場も、この日はゴールデンウィーク真っ盛りということもあってか、混雑というほどでもないが、それなりの台数で賑わっていた。
中には大胆にも自分の車両の脇の駐車スペースにテントを張っているクルマが2台。
ここの管理人は、あまりとやかく言ってくることはないようだが、そろそろここも穴場ではなくなってきたか。

さて、やや二日酔い気味なれど、朝から元気にカブ君で出発しますか。
この日は299を越えて、県道263号線を上ってみるつもりだ。
特にこれといった理由はない。
地図を見ていて適当に当たりをつけたのだが。

初っ端から良さげな雰囲気、ありあり。
こいつはヒットか。
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城峯山登山道入り口と書かれた案内板に惹かれて脇道へ入ってみる。
どん詰まりの民家に案内標識が。
え?ここがそう?
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どう見ても民家の庭先なんだが。
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さて、どうしたものかと突っ立っていると、片手に杖を突いた爺様がこちらを見ている。
気が付かなかった。
ずっと私を見張っていたのだろうか。
挨拶して登山道を尋ねたら、そこだと指差した。
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こりゃカブじゃ無理だな。
クルマで行く道ならあると爺様。
頂上の城峯神社で昨日は祭りがあったそうな。
何処から来たかと聞くので、居住地を言ったら、息子が何処そこに住んでいて何処そこにある何々という会社で働いていると言う。
二つの街の名前は私の居住地の近隣であり、会社も良く知っているところだった。
そう告げると爺様は嬉しそうな表情になり、私に対する警戒心は溶けたようだった。
家の写真を撮って良いかと聞くと良いと言う。
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テレビのアンテナが見当たらないので聞いてみると、有線だと言って道を渡って林の中を下に向かって延びているコードを指差した。
家はよく分からんが築100年以上、先祖はよくは知らんが300年前からここに住んでいるだろうと爺様。
あの蜂の巣も撮れと言うので逆光ながら撮影した。
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この家も自分の代で終わりだろうと、去り際に爺様は言った。
この地から望む風景。
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さあ、下っていくか。


ここ藤指集落は、まだまだ

見所が多くありそうです。

何故か地面に散らばった、小学校低学年の教科書類。
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これで勉強した児童は、やはり両神村の高いところにあったあの分校に、ここから通っていたのでしょうか。
御当主(今はこの地に住んではいない。この日会えたのは偶然)に訊いてみればよかった。


現役で使えそうな背負子。
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トイレ?煙突があるから風呂?建物下の大きな穴は、やはりトイレ?
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下の段にもまだ家屋があるようですが、未確認。
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集落から見渡せる風景です。
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冬場は午後2時半頃から陽が翳りだすそうです。
この集落の夜は、とてつもなく長いのです。
朱美ちゃんの「やるしかないじゃん」を、ふと思い出しました。
こうして山の稜線を目の前にしていると、ちょっと切なくなりました。

さて、今日は汗ばむような陽気だったので、ここらで早めに切り上げて、両神道の駅の第2駐車場に停めたトランポのサンバ君まで戻って、陽はまだ若干高いけど、ビールで独り宴会でも始めますか。

帰り際、谷底を見通せる場所で、ガードレールのある細い道を見つけた。
林道が出来る以前の、この集落に至る旧道に違いない。
今度はあの道を使って、もう一度、無人の藤指集落を訪ねてみたい。

途中、広場の外れに案内板があった。
気になって、カブを寄せた。
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ウッソーはマジだった。

今でも現役の家屋の

内部です。

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天井の梁に使われている木材の太いこと。
きょう日の建売住宅の比ではないですね。

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囲炉裏には鉄瓶が掛かっています。

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一晩、泊めていただきたいものです。

一方、こちらは隣接する廃屋の内部。

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タイル張りのかまどに惹かれて傍まで行きたかったものの、そこまで足の踏み場もないという感じで諦めました。
人の手が離れてしまえば、あとはもう荒れるに任せるしかないわけです。

来た道を戻り、林道に入ったら

谷川のガードレールに沿ってノロノロと、下ばかり見ながらカブを走らせます。
杉林ばかりで、それらしきものはないなあ。
オバちゃんの話では、それほど奥地ではなかったような。
オッ今のあれは?
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あった。
ありました。
これは教えてもらわなければ分からんね。
林道脇にクルマが、引き返したときと同じ、2台停まっています。
通り過ぎた時は、てっきり山歩きだろうと思っていたが、ひょっとして誰かマニアが来ているのかもしれません。
道の端にカブを停めて、歩いて降りていく道を探します。
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なんだかワクワクしてきます。
コンクリート舗装の道がありました。
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降りていくと、どん詰まりに軽トラと、その後ろに乗用車が停まっています。
軽トラの荷台には椅子やテーブルなど家財道具が積まれています。
どうも様子がおかしい。
ひょっとして、金目の骨董目当ての、良くて業者、悪ければ泥棒の類が侵入しているのかもしれません。
話し声が聞こえます。
ふいに私が現れたとしても、まさか危害を加えられることはないだろうし、せいぜい体よく追い払われるだけだろうと覚悟を決め進みます。
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話し声は大きくなり、意外にも女性の笑い声さえ聞こえてきました。
いったい何事なのでしょうか?

奥へと進むと、驚いたことに総勢7,8人のリタイア世代のオジサン、オバサンたちがいました。
コンチハ。
一人の男性が話し掛けてきて、私がここへ来た経緯を説明すると、どうやらこの男性がこの家の御当主のよう。
今日は招待客のために家を開放しているとのこと。
どうぞ、自由に見ていってくださいとの有難いお言葉。
なんという僥倖か。
御当主の話しでは、この集落は楠木正成の子孫だと仰る。
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指差された看板というか表札には『くすぬき』と大きく書かれているのだろうか。
クスノキマサシゲ。
私としては、こんな所で藪から棒に歴史上の超有名人の名前を告げられても、理解困難なのですが。
まさか、ウッソーとも言えず。
半信半疑で混乱する心情を見透かされたか、話はそこで打ち切られ、ま、ごゆっくりどうぞと言う言葉に、こちらは甘えさせていただくことにした。

年季の入った古い

家屋ばかりです。
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集落内の細い通りを歩きます。
ほとんど誰も住んでいないようです。
話し声が聞こえてきたのは一軒だけ。

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本当に古い集落です。
住居表示の案内版があったので見てみると、この集落の全戸がなんと黒沢姓になってます。
一族郎党らしいです。
周りがすべて血縁縁者という暮らしがどういうものか?
私には分かりませんし、想像もつかない。
当然、貧富の差というものが多かれ少なかれ発生してくるだろうし。
嫁さんは何処から嫁いできてたんだろう?
古い集落は色々と興味が尽きません。

下に降りて、いまだに営業を続けている、この地区唯一の売店で冷えた飲料を買って一息。
この日は気温が急上昇して、春秋用のジャケットの下に半袖Tシャツ一枚でもじんわり汗ばむ陽気でした。
道を隔てて目の前の高いところにある、テレビが取材に来るといっていた小さな神社が再建されていました。
店のオバちゃんに事情を訊くと、火事があって延焼したそうな。
3年前と言ったかなあ?
残念なことです。
白木の柱が痛ましくて、カメラを向ける気にはなりませんでした。
ついでに藤指について訊いてみました。
5軒ほどの家があるが、今は誰も住んでいないという。
やはり集落はあったのだ。
しかも今は廃村。
行ってみたけど分からなかったと言うと、道路の下にあるから、道ばかり見てると見つからんよという有難いアドバイス。
もちろん、勇躍再チャレンジしましたとも。

この地へ来ると、どうしても気になる

案内標識がある。
大神楽、藤指と表示してあるそれである。
この脇道の先には集落があるらしい。
以前、230で来たときは途中で工事中と書かれた柵が置かれていて、断念した。
さて、今回はどうだろう?
クルマ一台程度の狭い山道は、途中からダートに変わった。
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道はどんどん荒れてくる。
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我ながら懲りないというか何と言うか。
平清水集落を訪ねた時は、この先に集落があるという確証があったが、ここは不明だ。
何の資料も無い。
悪路に根負けして、ついにギブアップ。
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来た道を戻った。
気を取り直して両神の集落へ。
素通りするだけだったが、再訪してじっくりと探索してみる。
カブ君購入で私の興味の対象が変わったのだ。
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集落の真ん中を貫く細い急坂を一気に最上部まで駆け上がると、分校跡と思われる広場に出た。
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ここにカブを停めてカメラ片手に歩いて散策する。
脱いだヘルメットは無造作にシートの上に、キーも挿しっぱなし。
悪戯する奴なんか誰もいないだろう。
プロフィール

Author:sichirin
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