高尾山の天狗って

検索してみると確かに天狗伝説はあるみたいだが、『ある』と『いる』では大違いなんだが、姪っ子よ。
夏休みを利用して、はるばる出てきた姪っ子のご希望は、両手の爪の何とかネイルと原宿と明治神宮と高尾山。
原宿はまあ妥当だろう。
明治神宮は話題(らしい)のパワースポット。
これも分かる。
だが、高尾山の「天狗がいるから」って?
まあ、いいや。
さすがカミさんの家系の血を引く娘。
とりあえず追及しないことにして。
先週の日曜日、炎天下確定の日に出かけた。
相模湖から20号に出る。
高尾山まで14キロしかないのか。
道路はがら空き。
前をさえぎるクルマも、後ろから追い上げてくるクルマもいない。
朝7時過ぎに出発して、あっけなく着いてしまった。
駅周辺はすでに、ぶらっと来ました系から本格的な山歩き系まで、そりゃもう賑やか華やか。

アブね。
おばちゃん、登山用のステッキを2本、両手に抱えるようにして歩くの止めなよ。
背後に突き出した石突きが凶器なんだけど。

9時から運転開始のリフトを使って途中を端折り、ぶらぶら歩いて30分かそこらで山頂。

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それにしても、予想に反して空気がひんやりと涼しい。
そこここに見上げる杉の大木。
さぞかし深山幽谷だったんだろうな。
ここ、いいね。
気に入った。
さて、姪っ子は?

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ご機嫌のご様子。

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天狗様に会えたら嫁入りでもするつもりか。

暑さにめげて、休日はカブにも乗らず、ほとんどビール漬けだった私も、久し振りに汗を流し、お山の霊気に触れて心身ともに、ちょっと軽くなったかな。

翌日、高尾山が一番良かったと言い残して、姪っ子は新幹線に乗って帰っていった。

さて私としては、もう少し涼しくなったら夕暮れの山頂で、のんびりゆったりビール三昧するとして、車泊の駐車場をどこに確保するか・・・だな。
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もう2年になるのか。

スーパートランポのサンバ君が車検を迎えた。
2年なんかあっという間だね。
費用は見積もり約11万円。
ほぼディーラーまかせ。

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積み込んでいた荷物を全て降ろして、2年の間折り畳んでいたリアシートを元に戻した。
ふっと立ち昇る新車の匂い。
ま、安っぽいビニールシートのそれなんだけどね。

それにしても、スッパカブ君とスーパートランポのサンバ君は最強のコラボです。
私の行動範囲が飛躍的に広がった。

私は何故、田舎の集落を訪れるツーリングが好きか?

人生最大の悩みが、溜め込んだ夏休みの宿題だったガキの頃。
父ちゃん母ちゃんは、働き盛りで。
井戸に放り込んで冷やしたスイカが最高のおやつだったあの頃。
今はもう、提出先も採点者もいない、人生の宿題をたっぷり溜め込んでしまったオヤジが、ふと訪れた集落の雑貨屋の軒下で、アイスキャンディーを頬張っている自分を見たとしたら。
コンビニじゃないんだよね。
代金を払うのは、店先のベンチに座っていたおばちゃんなんだよね。
おばちゃんは店の奥に戻って、お釣りを持ってくると、私に渡してまたベンチに腰掛け、団扇なんか使ったりして。

「今日も暑いね」

私の原風景は、どっこいまだ残っている。

本栖湖から先って、

行ったことないなあ。
地図で見るとR300辺り面白そう。
勝って知ったる西湖のキャンプ場にトランポを停めた。
焚き火の直火が禁止になって以来、久し振りに来てみたら、トイレと流し場がリニューアルされて、料金が800円から1000円に値上げされてた。
それでも充分安い利用料だけどね。

本栖湖から300に入ると、途端にクルマが激減する。
道路は充分に広く、整備もされているのだが、本当に交通量はぱったりと途絶えるのである。
そうなると、攻めのコーナーを求めるバイクが集まってくるのは当然の習いだが、だからといって休日の道志のような賑わいは、ここにはない。
まったりとツーリングを楽しみたい人には穴場でしょう、このエリア。
まさに過疎。
寂れ、廃れていく風景がここにある、といえばちょっと大げさか?
もとからこの辺りはそうだったのかも。
コンビニ?
無いっスねえ。
レストラン?
見なかったなあ。

山道をスッパカブ君で、気ままに辿って行くと。

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何でこんな所にと、不思議に思う集落。
絶望的なまでの山の中でしょ。
コンクリートの電柱が立ち、伸びた電線の先は。

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ここですっぱカブ君を諦め、徒歩で進んでみたものの路面はさらに過酷になり、遊び半分で、これ以上独りで踏み込むのは危険と判断してUターン。

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甲斐常葉駅。

今回は土地勘を養うための下見。
次回はもうちょっと綿密に極めの方向で、この周辺。

帰りに立ち寄った山中湖。

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真夏恒例の、富士の夕焼け望みながらのビール宴会も、これじゃ今年は無理だな。
長靴履いてボート出してた、見るからに気の強そうなおばちゃんに、恐る恐る水位について聞いてみると、引くのは一日1センチと明快な答えが返ってきた。
「一月で30センチになるわよね。雨が降らなきゃね」
砂が流され、石ころが残り、ボートを上げるとき底に穴が開くと、おばちゃんは忌々しそうに波打ち際の石ころを拾っては陸に投げ捨てるのであった。
「ほら、あそこも崩れちゃって」
と、指差す先は、サイクリングロードの手前、崖崩れのように土手が侵食されていた。
人の土地に勝手に入ってと怒られそうで、ここで車中泊してビール飲むのが毎年楽しみでとは、ついに言えなかった。
気の弱いオヤジは嫌いですか?

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